「絶望の中の希望」をテーマに作詞作曲をしているシンガーソングライターのHalleyです。
もともと人生の苦悩などを消化する場として作詞作曲をしてきたのが、学びの共有、一歩踏み出せない人へのエールなどの側面が増えていったと以前の記事でお話ししたと思います。
そこからさらに一歩踏み込んで、今日は人生で初めて「愛」をテーマに書いた曲の歌詞解説をしていこうと思います。
まずは、恒例の歌詞からどうぞ!
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『愛の宇宙』
作詞・作曲 Halley
なんで君はそんな輝いてる?
名のない旅人は聞いた
持って生まれたもの 違いはなく
何に命燃やすか
これまでやってきたこと
無駄じゃないと信じたくて
点と点が線で 繋がるか不安だった
「助けて」を言えぬまま
大人になった僕らが
遠い昔 埋めたモノ
蓋を開け取り戻せば
溢れ出した悲しみや喜びが空を舞って
玉になって揺らめいて
ここから始まる 小さな宇宙
きっと君は過去の自分許して
流れに乗って生きてる
できないこともある完璧じゃない
自分の使命知って
縮こまり隠れても
攻撃は避けられない
受け入れ前に立てば
応援者に変わる
才能をぶつけ合う
色とりどりの花は
内なる愛 魅せること
恐れずに突き進んで
溢れ出した悲しみや喜びが虹になって
鮮やかに広がって
ここまで来れた 大きな宇宙
「助けて」を言えた日に
色とりどりの花が
差し伸べた 手を取って
恐れずに突き進んで
溢れ出した悲しみや喜びを感じながら
鮮やかに広がった
僕が持っている 愛の宇宙
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歌詞を読んで感じた人もいるかもしれないけど、ここでの「愛」はいわゆる恋愛的な愛というよりも、広義の愛。
個性や才能を活かして世の中に貢献するということをテーマに書いた。
何やらスケールの大きいことを書いてるが、この曲のインスピレーションを得たのは、実は飲み会だった。
「ぶっ飛んだ人を集めて飲み会やるんだけど、くる?」と言われて参加した会にいたのは、経営者やフリーランスの方ばかり。
初っ端から「Halleyさんは何の事業やられてるんですか?」と聞かれ
「いや〜、何もやってないんですよね」
みたいなところからスタートした。笑
なんだかとんでもないところに来てしまったぜ…と思いつつも、皆さんが今の状態まで辿り着く経緯を聞くと、かなり学ぶものがあった。
あまりにも学びがあったので、そこで得たエッセンスをブログに記して記録しておいた。
それだけでは飽き足らず、インスピレーションも湧いたので、このテーマで曲を作ってみることにした。
今回得た一番の学びは今イキイキと過ごしてる人も、どこかのタイミングで人生を変える決意をしてるということ。
「このままじゃ自分の望んでた人生とは違うものになってしまうかも」
そう気づいて軌道修正を行うタイミングが自分より早かっただけなのだ。
軌道修正を行った後も、すべてをご破算にしたら即薔薇色の人生が待っている訳ではない。
自分にとっての幸せとは何なのか?
どうなったら良い人生だったと心から満足できるのか?
心の中の本音を見つめ直して、これからの方向性を再定義していく必要がある。
その方向性に合わせて地道な一つ一つの選択を重ねた上にしか、新たな人生は待っていない。
今の「ちっぽけな自分」という現実を直視して、人生における嫌なことを一つ減らし、代わりに一つ好きなことを取り入れる。
その積み重ねが、未来の自分を創る。
そんな先人たちからの学びに心理学の要素をミックスして、一曲に詰め込んでみた。
「助けて」を言えぬまま大人になってしまい、思ってたのと違う人生になってしまった。
でも、そんな現状を少しずつ変えて自らの幸せを追求していきたいという人は、ぜひ聴いてみてください♪