人生やり直し記

シンガーソングライターHalleyのblog

人生は資産運用。今あるリソースをワクワクに投資すると、好きなことだらけの人生になる。

数年前に読んで衝撃を受け、人にも勧めまくった本、本田健×バシャールの『未来は、えらべる!』

そこには、ワクワクするようなことをしながら経済的にも精神的にも豊かで幸せになってく人ツラいことを我慢しながら経済的にも精神的にも苦しさを強いられる人の二極化が2015年あたりから広がっていくと書かれていた。

未来は、えらべる! (VOICE新書)

未来は、えらべる! (VOICE新書)


その分岐は2010年頃から始まり、マヤ暦にて世界滅亡が騒がれていた2012年12月23日の時点でどちらの世界にいるかが転換点となる。

その後は、ワクワク世界への電車と苦しい世界への電車の路線は離れていき、どんどん乗り換えが難しくなっていくと言われていた。


スピリチュアル的な言葉を借りると、アセンションしてる人としてない人のパラレルワールド化が加速していくといった感じだろうか。


本を読んだ当時の私は「怪しいけどワクワクする話だな~、まぁ真偽はともかく、仮にこれが真実だとしたら、私はワクワクする方にいきたい」くらいの感覚だった。


それが、時が経てば経つほど自分の似たような考え方の人、表面的ではなくもっと深い「信念」の部分で共鳴できる人との出逢いが増えていき「もしやあの話って本当だったんじゃ」と思いつつある。


また、「こんな風に生きたいなぁ」と思うロールモデル的な人たちとの出逢いも増えてきて、その「人生楽しんでる度」に圧倒されまくっている。


本音で人生を選択し、実際にそれで生活が成り立ってるどころがどんどんやってることの規模が拡大していってる人たちを目の当たりにして、これまで頭でしか理解していなかった「思考は現実化する」「どこにリソースを割くかで人生が変わる」ということが腑に落ちてきた。

二極化が生まれる、ごくシンプルな法則

なぜ二極化が生まれるのか?
自身の経験や「ぶっ飛んでる人たち」の観察の結果、どうやら「怖れ」を選択するか「愛」を選択するかが鍵になっているということが分かってきた。


たとえば、誰かに嫌われる怖れ、将来への不安、みんなに合わせなきゃいけないという思い込みから、どうしてもやりたくないこと・苦手だと思っていることを引き受けたとする。


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最初はうまくできなくても、努力や忍耐によってスキルは上がり知識は増え「それなりにできる」「任せられる」「誘ったら乗ってくれる」「頼んだらやってくれる」くらいの状態にステップアップする。


すると、たとえそれが苦手で嫌いでも、傍から見ると得意で好きだからそれをやってるんだと思われるようになる。


その結果、どんどん依頼は増え、スキル維持のために自己研鑽もしなきゃいけなくなり、その仕事・活動絡みの誘い・人付き合いも増えていく。


給与などの対価を得ても、その道のための勉強に使うことも増えるだろうし、我慢してストレスが溜まっていったら、ヤケ酒・爆買いなどの浪費も増えるかもしれない。


儲かっても好きなことには意外とお金は使っておらず、ストレス解消のためにお金が流れがち。

人脈は増えるけど、ほぼ「付き合い」で大して楽しくないメンツ。ただただ時間を取られるだけ。


そうこうしている間にスキル・知識・経験・人脈は膨れ上がり、それを維持するために時間・お金・労力を投入する日々が続く。


気がつけば毎日が嫌なこと、苦手なこと、苦手な人、嫌いな人で埋まっていて、個性も才能も自分らしさも活かせない。


疲弊しきっていて、本望を開花させる体力も気力も残っておらず、日々嫌なことが人生の中で増大していく。


ただ毎日、人の期待に応え続けて忙しさに追われている。

→体を壊したりうつ病になる。短期的にはお金を稼げたが、結局途中で燃え尽き収入が途絶える。


上記は極端な例だけど、怖れから選択を行いそこに時間・お金・労力というリソースを投入し長期で運用した結果、その「怖れ」という資本が増大するというのは、資産運用などに例えるとごくシンプルかつ当然の結果にも思える。


では逆に、心の中のワクワクや面白さや、嬉しい・楽しい・幸せなどの本音に基づいて選択を行ったらどうなるだろうか。

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なるべくワクワクすることに優先的に時間・お金・労力を投資すると、その分野のスキル・知識・経験値がUPする。

ここまでは怖れを選択したバージョンと一緒。


違うのは、興味をもっていることなので、趣味の時間とほとんど変わらず、休みや気分転換感覚でのめり込み、成長速度が速いこと。
そこから価値が生まれ、最初は小さいながらも対価が発生する。


また、面白いと思った人としか関わらないようにしてるのでストレスも少なく、精神的に安定しているので浪費が減る。


さらに、面白い人から派生して、また面白い人と繋がり、価値観を共有できるコミュニティが広がる。

考え方が似てる人との付き合いが多いので気疲れしづらく、体力・気力が余るので、浮いた時間の有効活用も可能。


ここで余った時間・お金・労力をまた面白いことに投資し、あわよくばコンセプトの合うメンバーで共同企画を立ち上げるなど、ワクワクの輪を掛け算で広げてくこともできる。


半分ネタで始めた面白活動が拡大!
活動について記載したSNSやブログがとある企業の目に留まり、雑誌の取材を受けたり企業から仕事を依頼されたなんて話もちらほら聞く。

→ワクワクベースのビジョンに人・モノ・金・情報が集まり、面白いこと・面白い人・面白い仕事(活動)・面白い誘いが大集合!
そこから雪だるま式に規模が大きくなっていき、事業化など様々な選択肢が広がっていく。


これもまた極端な例だけど、こうやって図示するとあたり前のことすぎて、なぜ今までこんな単純なことに気づかなかった?と笑えてくる。

すでに豊かな人も自分も、やることは一緒

よく「いやいや、あの人は好きなことに割くだけのお金があったから」「もともと才能があったから」とか言う人もいるけれど、上記の法則の面白いところは、どんなにうまくいってる人だろうが、1つ1つの選択に決定権があるところはみんな同じというところ。


1ヶ月にワクワクに使えるお金が5万円なのか5兆円なのか、自分ひとりを幸せにするのかグローバル企業動かしてるのかという「規模」が違うだけで、「怖れ」を選ぶか「愛」を選ぶかっていう地道な選択を積み重ねていることには何ら変わりはない。


ただ、何十年も「愛」の選択を続けてきて豊かさや影響力が蓄積したか、今まさに「愛」の選択を意識し始めたひよっ子かの違いだけ。



お金がない、時間がない。
そんなときこそ、必然的に取捨選択を迫られるチャンス。


これを機に、一人になる怖れから惰性で続けてきた人間関係や、未来への不安に駆り立てられるようにやっていたタスクを手放しすことができたなら、そこに愛が残るだろう。


ダブルブッキングしたうちのどちらの予定に参加するか、なけなしの5000円を何に使うか。
そんな日々の小さな選択が、この先の未来をつくっていく。


自分を愛し労り満たされることで、コップの水が溢れるように他者に貢献する。
蓄積が飽和するその日まで、せっせと自分を喜ばせることをし続けるのみ。




ここでいう愛を「精神レベル」って言葉でわかりやすく説明してる、こちらの本もオススメ☆

わかった!運がよくなるコツ (なでしこ文庫)

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  • 作者:浅見 帆帆子
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2008/11/26
  • メディア: 文庫