人生やり直し記

シンガーソングライターHalleyのblog

寂しさと向き合い「本当の望み」に気づくことが、根本的な問題解決のカギ☆

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どうも、はるにゃんです。
今日のテーマは「寂しさ」について。

ひとりでいれない、疲れててもついつい急な飲み会に参加してしまう、シゴトしてないと落ち着かず、気づくと休むヒマなく忙しくしてしまう…etc.


自分よりも人のことを優先してしまい、ガマンや犠牲に陥りがちな人、キツくてもついつい外に出て活動してしまうなど、あまり自分を大切にできてない人は、心の奥底で寂しさを感じているのかもしれません。


抑圧された寂しさがたまりにたまっていくと、ときに大きな問題を引き起こしてしまいます。

根本的な課題から逃げるために逃亡劇をくり広げる

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寂しさを認められないと、人は別のものを使ってそれをマヒさせようとします。


アルコール、ギャンブル、買い物、散財、セックス、シゴト…

より強い刺激の感じられるエキサイティングなもので寂しさを埋めて、無意識的に感情を感じないようにするのです。


たとえば、プライベートにおいて「自分は必要のない存在なんじゃないか」と孤独感を感じ、より「必要とされてる感」を感じるためにシゴトで新しいプロジェクトをいくつも掛け持ちする。

→自分が評価される、必要とされる場所だけが唯一の憩いの場となり、恋人や今までの交友関係をどんどん断ち切ってしまう。


みたいに、適度にアクションすればいい結果になりそうなところを自暴自棄になって大幅にやりすぎてしまい、今ある大事なものまでぶち壊してしまうのが、寂しさによって突き動かされた行動のように思います。


それが酷くなりすぎると海外に逃亡したまま何年も帰ってこなかったり、何千万もの貯金を使い果たしてしまったりと、現実を見たくないあまりに大規模な逃亡劇をくり広げてしまう人もいます。笑


でも、一時的な気晴らしで表面的に対処しようとしても、抑圧された寂しさそのものはなくなりません。


そして、「誰かといても寂しい」と感じることがあるように、人やモノがそれを埋めてくれるというわけでもありません。


寂しさを他人やモノや環境のせいにせず、感情と向き合い、本来はこれが欲しかったという「本当の望み」を思い出すことが、このスパイラルから抜け出す近道です。

寂しさの正体

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寂しさが人やモノや環境のせいでないとしたら、一体何がこの感情の元となっているのでしょう?


寂しさのもともとのルーツは赤ちゃん時代お母さんのお腹から産まれるときに、ひとりひとりの人間として分離してしまったという心の痛みから始まっています。


なので、似たように、自分が大事だと思っていた人との繋がりが途切れたり、物理的・心理的に距離が遠くなったときに寂しさを感じます。


具体的な日常生活でいったら

・誰ともつながりを感じられず孤独なとき
・大切な人や物を失ったとき
・私は誰にも必要とされていないと感じたとき…etc.

それにもかかわらず、わたしたちは様々な出来事によって自ら人との繋がりを切ってしまうことがあります。


・孤独な気持ちを抱えてる家族を助けられなかった

・親の期待に沿えるような人生を送れていない

・大事にしてくれた恋人に対して、恩を仇で返してしまった


そんな風に誰かを助けられなかった、傷つけてまったなど強く罪悪感を感じるようなことがあると、人から遠ざかることで自分を罰しようとします。


また、トラウマになるようなショックな出来事・ツラいを思いを経験したとき、私たちは、もう二度とそんな思いは経験したくないと思います。


すると、そのツラい思いを感じないようにするために、人との繋がりを自らシャットダウンし心の扉を閉めてしまうことが少なくありません。


そのときに、ツラい気持ちだけでなく、喜びや楽しみといった感情も隠してしまうので、どんどん感情がマヒしていってしまいます。


そして、感情のマヒによって、人との繋がりを切るようになったもともとの原因すら忘れてしまうので、知らず知らずのうちに人との間に溝をつくってしまう、人と距離をとってしまうなど、日常生活の問題へと発展していくのです。

寂しさを受け入れる

では、どうしたらこれらの問題を解決できるのでしょうか。
まずは寂しさを感じているのに気づくことです。


過度な外出や多すぎるシゴト、人間関係…。
これらをいったん休憩してみることが、今まで見ようとしなかった寂しさに気づく第一歩です。


そして、寂しさに気づくことができたら、今度はそれを受け入れます。

感情を受け入れ「わたし、寂しいんだな」と思えたとき、その苦しみから少し解放され、安心できます。


自分の気持ちに逆らうのは物凄くエネルギーを使うので、そのままの感情を受け入れるだけでもたいぶ心身ともに余裕ができます。

理解してくれる人をひとりでいいからつくる

人は寂しいときほど、にぎやかな場所に行きたくなります。

そして、たくさんの人と騒いだりリア充爆発することで気を紛らわせがち。


でも、そこから帰ってくるとムリして盛り上げ役にまわりすぎてどっと疲れたり、自己嫌悪に陥ったり、かえってむなしくなってしまうことも。


なので、まずはたったひとりでいいので、あなたのことを心から理解し応援してくれる人を探していくことをオススメします。


たくさんの繋がりをもつのも大事ですが、ついつい刺激の方向に走りすぎてまた同じ中毒症状をぐるぐるまわってしまう可能性アリ。

安らかな気持ちになれるようなひとつの強い繋がりをつくることからはじめた方が、精神衛生上ラクです。


また、このフェーズでは「自分から繋がりを求める」ことが一番のカギ。


強い刺激を求めたり、体に鞭打って犠牲的に過ごしていると、つい向こうから来た予定を裁くことに夢中になってしまうけれど、自分から手を伸ばすということによって、より大きな繋がりを感じられるようになることに気づきました。


実際にそれが成立するかどうかは別にして、自ら繋がりを求めてアクションできたということ自体が大きな満足感になるのです。

寂しさをこれからに活かす

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寂しさと向き合うことは、今なんとなくうまくいってないなぁ~なんか中毒症状でてきてるなぁ~というようなことの根本的な問題を見つけるのに役立つ大きなヒント。


向き合った分だけ、前進していくことができます。