どうも、はるにゃんです。
今日は久しぶりに朝活に参加してきました〜♪
やっぱりひとりで何かしようとするより、モチベーション上がりますね。
さて、今日も引き続きお悩み相談に乗っていきます。
本日のテーマはこちら。
『人の意見に振り回されてしまいます。自分の軸をもつにはどうしたらいいですか?』
以下、ペンネームひつじさんからのお便りです。
はるにゃんさん、こんにちは。
わたしはいつも人の言うことを鵜呑みにしてしまう傾向があり、結局それは自分の望んでた選択だったのかわからなくなってしまうことがよくあります。
とくに、影響力の強い人やキツイ言い方をしてくる人にハッキリ主張されると、その人の言ってることが正しくて、自分の考えが間違っているように思えてきます。
もっと軸を持ち、自分の方向性を明確にしていくにはどうしたらいいでしょうか?
(ペンネーム:ひつじさん)
ひつじさん、ご質問ありがとうございます。
この悩みを抱えている人、わたしのところにご相談にくる方の中でも結構多いです。
てか、わたしのところには動物からしか相談はこないんですかね?
もしや、ひつじさんはりすさんの知り合いですか!?
それとも「このまま動物シリーズでかぶせてこ〜や!」みたいなノリのいい人?
次はたぬきさんあたりから質問きますかね〜。
果たして人間からご相談がくる日はくるのでしょうか…!?
以下、(=^・ω・^=)からのアドバイスです。
1:経験をつんで失敗する
ぶっちゃけた話、人の意見に振り回されないようになるために一番効果があるのは、失敗してそこから学ぶこと。
そういう点では、すでに人の意見を過信して、自分自身の頭であまり考えず行動したことで「やってしまった〜」と思った経験があるひつじさんには、自分の軸をもつ才能があります。
たとえば、ひつじさんのライフスタイルを全否定し「絶対この健康法がいいよ!」とゴリ押しされ、それをそのまま鵜呑みにしてストイックに実行したら体を壊してしまった!みたいな経験があれば、その経験がデータとなって蓄積されていきます。
そうすると
「人にはそれぞれ合う健康法・合わない健康法があるから、自分に合うかどうかをよく見極めてやろう。」
「自分と似た体型の人のやってることを参考にしよう。」
「相手の人格を全否定してくる人や、モノやサービスをゴリ押ししてくる人はおかしい。」
みたいな「ひつじ哲学」「ひつじチェックリスト」のようなものが出来上がります。
すると、次同じようなことが起こったとき、ひつじセンサーが発動して「これは、ヤヴァイやつかもしれない」などと敏感になり、鵜呑みにしなくて済むようになるのです。
なので、すでにやってしまった失敗は前向きにとらえ、過去の失敗などを洗い出し、どういう傾向があるか分析してみることをオススメします。
2:自分の意見をもつ
上記のような経験値がたまると、「自分の意見」というものができてきます。
「◯◯なときはこうしたほうがいい」
「◯◯には共感できない」
という具合に、どんどん自分のスタンスを明確にしていくと、だんだんと軸のようなものが出来上がっていきます。
意見をもつためのコツは「共感」と「違和感」。
誰でも自分の意見をまったく0ベースからつくるのはムリな話。
そこには必ず何かの事象や物事に対しての「賛成」「不賛成」というものがあり、それが掛け合わさって「自分の軸」や「カラー」となっていきます。
その「賛成」「不賛成」を見つけるポイントが「共感」と「違和感」。
・タワーマンションでシャンパンタワーやってるリア充なパリピは全然たのしそうだと思えない
・マイノリティの味方でありたいというAさんの意見は胸に刺さる
・お金持ちでもシンプルな暮らしをしている人は素敵だと思う
・自撮り写真を載せまくって集客してる人の顧客の質はどうなのだろうと、はなはだ疑問だ
など、無意識のうちにふだんから何かをいいと思ったり微妙だと思ったりしてるはずです。
それを、どんなに小さなことでも意識的に「自分はこう思ってる」と自覚することが、意見をもちその傾向を把握するのに役立っていきます。
3:ポジショントークを見抜く
人が相手につよく意見するときには、心からその人にとってのベストを考え、完全に善意で意見を言っている場合と、自分の商材やサービスを売り込むため、自分にとって物事を有利に展開するために巧妙に話の流れをつくっている場合の2パターンがあります。
後者のように巧妙に話の落とし所をつくることを「ポジショントーク」と言います。
ポジショントークを見抜けるようになるために必要なのは1:経験をつんで失敗するを身をもって痛感しながら精度を上げていくこと。これに尽きます。
また、2:自分の意見をもつで自分の軸を認識することが、ポジショントークで語ってる相手の意見を採用するかの判断基準になります。
ポジショントークだということを見抜いたうえで、「自分の意見」に合っていれば採用すればいいし、自分のポリシーに反すると思えば不採用にすればいい。
そのために、経験をつんだり自分の軸を固めていくのです。
4:人間性を見抜く目を養う
1:経験をつんで失敗するや3:ポジショントークを見抜くと共通する部分もあるのですが、データが蓄積されることで、だんだんどのような人がどのような価値観をもち、どういうことを投げかけてくるかというのが読めるようになっていきます。
それによって、自分は相手をコントロールしてこようとしているのか、それとも善意で話をしているのかが違和感・熱意などから読みようになっていきます。
押し付け感、同じ目線で話していない、上から感などコントロールしようとする人の特徴をとらえることも、人の意見に振り回されないようになるための鍵です。
5:自己肯定感を高める
上記のような人に会ったときになんの疑いもなく「自分が間違ってるかも」と思う人とそうでない人の一番の違いは、自己肯定感。
自己肯定感が低いと、1〜4でやったことをいくら実践しても、そもそも自分の意見がおかしいんじゃないか、あの人はすごい人だから、自分は考えを改めなければならない、などというように思ってしまいます。
そこまで思い込まないとしても、無意識のうちに人に上下関係をつけ、相手を権威的に感じ、その場所にいるキーマンをみきわめ、息を吐くようにまーったく自覚なく相手に同調・意見を合わせるということをしてしまいます。
このように、人の意思をくみとる力や相手の特徴をとらえる力、気遣いなどはすばらしい才能なのだけど、同時にモラハラのターゲットにされてしまったり、人に言いくるめられてしまいがち。
自分を必要以上に卑下したり過小評価せず、自分の価値を認め、自身の意見を尊重することはとても大事。
おかしいことはおかしいと主張し、誰とでも対等にかかわろうとする姿勢が、人間関係を良好に保ち自分の進みたい方向に舵をとるために必要です。
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ここから自己肯定感について語ると3万字くらいの超大作になって、スクロールのしすぎで指が腱鞘炎になったという苦情がきそうなので、それはまた後日。