人生やり直し記

シンガーソングライターHalleyのblog

友だちがアラサー女子憧れのパワースポットに移住したっぽいから、観光大使名乗って突撃した

11月21日〜23日までの3日間
淡路島、沼島、(ちょこっと神戸)に行ってきたので、その時のことを記事にしようと思います。


といっても、ただの旅行ではありません。
私たちは「観光大使」として招かれたのです(`・ω・´)キリッ


まずは、今回の登場人物の紹介から。

「自称・観光大使」メンバー

◆はるにゃん
筆者。自分のことを猫だと思いこんでいる30才。
広報・web担当。

◆のんちゃん
金融業界内定者サークルで9年前にはるにゃんと知り合う。
ドSな企画・渉外担当。

◆ゆかさん
3年前にのんちゃん・はるにゃんが通っていたビジネススクールの同期。
マイペースな温泉担当。

◆みやなな
はるにゃんの新卒時代の会社の同期。
玉ねぎは淡路島産しか食べれないイジられ担当。

今回訪ねた人

◆みゆちゃん
学生時代に怪しげなFX会社のバイトでのんちゃんと知り合う。
同じ早稲田の先輩・後輩同士で意気投合。
地域おこし協力隊として南あわじ市で活躍中。
沼島のアイドル。


…とこんなメンバーでお送りします。
次に、今回の流れにいたったエピソードをちょっとご紹介。

プロローグ

酒好きなのんちゃん。
ある日、久しぶりにみゆちゃんと飲みたいと思い、連絡をとった。

のん「みゆちゃん、近々飲みに行かない?」

みゆ「飲みたいのは山々なんですけど、今沼島にいます!」


_人人 人人 人人 人人_
> 今、沼島にいます <
 ̄Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y ̄

沼島ってどこだ?

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淡路島の南4.6キロの場所にある小さな島。
周囲9.53キロ、人口500名強。


古事記の国生み神話の中に登場する
日本で一番最初に生まれた場所「おのころ島」が
沼島のことではないかと言われており
パワースポットとしても有名。


夏は海水浴で賑わい、漁業が盛んで魚介類の評判は高く、特に魚のハモは絶品。
京都の料亭にでてくるハモも、沼島産のものらしい。
また、数々の岩の上で季節を問わず釣りを楽しめる観光スポット。


ちなみに、古事記の日本発祥の神話は以下のとおり。

『イザナキとイザナミ』概要

この世界に、天と地があらわれたばかりのとき
天にある高天原という場所にたくさんの神様が生まれました。


その中にイザナキ神とイザナミ神という男女対の神様がいました。


まだできたばかりの大地は
海を漂うクラゲのようにゆらゆらと漂っていたので
高天原の神様たちがイザナキとイザナミに
「この漂っている国をつくり固めよ」と命じて
天の沼矛(ぬほこ)を授け、国づくりを任せました。


イザナキとイザナミは、
天の浮橋という空に浮かんだ橋に立って、
その沼矛を指し下ろしてかきまわしました。


潮をかき鳴らして、引き上げた時
その矛からしたたり落ちた潮が
自ずと凝り固まって島になりました。
この島がおのころ島(自凝島)です。


イザナキとイザナミは結婚して夫婦の契りを交わし
初めに淡路島、次に四国、三番目に隠岐、
そして九州、壱岐、対馬、佐渡を生み、
最後に本州を生みました。
この八つの島を大八島国といいます。


国を生み終えたイザナキとイザナミは、
次に神々を生みました。
石の神、土の神、海の神、風の神、山の神、穀物の神。
ありとあらゆる神々を生みましたが、
火の神を生んだことが原因で、
ついにイザナミは命を落としました。


イザナミが亡くなったあと
イザナキは妻に会いたい気持ちが募り、
とうとう死者の国である黄泉の国まで来てしまいました。


そして、黄泉の国の御殿の内側にいる
妻のイザナミに向かって
帰ってきてくれと言いましたが
イザナミ神は黄泉の国で作った食べ物を食べてしまい、もうこの世に帰れない状態でした。


でも、いとしい夫のイザナキが来てくれたので
黄泉の国の神と相談してくると言い、御殿の奥に入っていきました。


かなり待たされてガマンできなくなったイザナキは
ついに御殿の中に入っていってしまいました。


そして、もどって来るまでわたしの姿を見るな
とイザナミに言われていたのにもかかわらず
火をともしてイザナミのところへいってしまいました。


そこで見たイザナミの姿は、
なんと、うじ虫がたかり、頭、胸、腹などには雷神がいました。


それを見たイザナキは恐れおののき、
黄泉の国から逃げ帰ろうとしました。


すると、イザナミは、
「よくも私に恥をかかせましたね。」
と言ってヨモツシコメや雷神に、
イザナキの後を追わせました。


シコメや雷神をうまく追い払うことはできたのですが
とうとうイザナミ自身が追いかけてきたので
イザナキは、千人で引くほどの重い大きな岩で
黄泉の国へのとおり道を塞ぎ、
その岩を間に置いてイザナミと向かい合って立ちました。


イザナミは、言いました。
「いとしい私の夫よ。
あなたがこんなことをするのなら、
あなたの国の人を一日千人、殺しましょう。」


イザナキが応えました。
「いとしい妻よ。
あなたが千人殺すなら、
私は、一日に千五百の産屋を建てよう。」


こういうわけで、
一日に必ず千人死に、
千五百人が生まれるのです。
(少子高齢化の今の日本には当てはまらないけど)


こうしてイザナミは、
黄泉津大神という名になりました。

沼島はパワースポット

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上立神岩(かみたてがみいわ)と言われる写真の奇岩は
この神話に登場するイザナキが島に最初に降り立った場所とも
島に降り立つためにつくった天の御柱とも
島をつくるときに使った天の沼矛のモデルとも言われています。


岩の中央にあるくぼみがハート形に見え
夫婦円満・恋愛成就のパワースポットとして人気のもよう。

恋愛成就だと?

恋愛とかごぶさたすぎて
「独身彼女なしアラサー男子」の存在は
都市伝説なんじゃないかと思い始めていたわたしには、耳よりな情報でした。


パワースポットにいきたいと心から願っていたときに
のんちゃんから声をかけられた沼島上陸は
超絶ナイスなタイミングだったのです。

視察団として招集


旅のメンバーが決定すると
のんちゃんから旅行会社バリのプランが送られてきました。


大まかには

1日目:淡路島
2日目:沼島
3日目:神戸でランチして帰宅

みたいなかんじです。


2日目の計画がとくにステキすぎて

◆漁船に乗って沼島を1周クルージング
◆空き家をリノベした古民家に宿泊
◆漁師さんがやってるお店で新鮮な魚料理を食べながら乾杯

とか、なんとも最先端!!


オリジナリティーあふれる企画になりつつあります。


そして、2日目宿泊する古民家は
沼島の観光案内所でもあるのだけれど
そこの宿泊するにあたってのうちらの名目は…

視察!w


一応視察団ということになっているので
地域おこし協力隊の方々も交えて
ディスカッションの場が開かれるとかなんとか。


どんなことになるのやら。。。
ということで次回につづきます。


次回の【自称・観光大使〜淡路島・沼島篇2〜】では
淡路夢舞台の魅力をじっくり伝えるので、よろしくです♪

最後までお読みいただき、ありがとうございます( *´艸`)