人生やり直し記

シンガーソングライターHalleyのblog

セルフイメージの低さを克服☆「受けとり上手」になるためにやっておきたい3つのステップ

どうも、はるにゃんです。


先日書いた自己肯定感の記事にて「受けとり上手になることが大事だよ」というようなことをお話ししたのですが、「そうはいっても難しい」「劣等感がジャマをしてうまくいかない」など様々なご意見をいただいたので、補足記事を書こうと思います。

www.clear-scent.com


私もそうだったんですけど、いきなり「受けとれ」と言われても難しいので次のようなステップをふむことがオススメです。

1:なぜセルフイメージが低くなっているのか、原因を突き止める

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自己肯定感は努力や気合いで高くできるものではないので、根本的な原因を解消して「心の底から腑に落ちる」ことが大切です。


そのためには、そもそもなぜセルフイメージが低くなってしまったのか、過去を遡って原因をつきとめ、1つ1つ潰していくことが必要。


就職に失敗してしまったから

大学生活で思ったよりリア充できなかった

高校のとき、スクールカーストの底辺にいたから

中学のころ、容姿に自信がなく、人からからかわれたこともあった

小学校のころ、転校先でなじめずいじめられた



などというように、「自分は変な人間だ」「人から受け入れられない」「まわりの人の言ってることのほうが正しい」と思い始めた最初の起点と思われるところまでどんどん遡っていきます。


遡っていくと、その多くは幼少期に「親から受け入れられなかった」「自分の存在や意思・行動を否定された」「いつも頭ごなしに怒られていた」「あまり愛されていなかった」と感じていたことに繋がっていきます。

2:誤解や思い違いを解いて過去の解釈を変える

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上記でセルフイメージが低くなってる原因っぽいものを見つけたら、現在の自分視点でその記憶を塗りかえていきます。


就職に失敗してしまった
→でもそのおかげで出会えた人たちから人脈が広がり、今の貴重な交友関係に繋がってる。

大学生活でリア充できなかった
→でも社会人になってから、思ったよりもリア充できたから目的は達成した。

スクールカーストの底辺にいた
→友だちが少ない分勉強に集中できて、その後の進路に困らなかった。

容姿に自信がなかった
→コンプレックスをバネに、その後垢抜けたからもう関係ない。

転校先になじめなかった
→新しい環境にすぐなじみ、臨機応変に対応する力が身について今仕事に役立っている。


すると、なんか色々あったけど、意外とあのときの苦労が役に立ってるんじゃない!?と過去を糧にし今に活かしている自分を褒めたたえ、点と点を線で結べます。

面倒だけれど、紙に書き出したり文字に起こすと、よりスッキリ&しっくりきます。


また、もし人に拒絶されたと感じるような経験があったなら、その背景を客観的かつロジカルに突き詰めていきことも大事です。


クラスで無視された原因は、本当のところ実際はなんだったのか。

自分では、自分が他の人と違っていて変だからだと思っていたけれど、実際はあのとき○○さんを傷つけるひと言を言っていて、それが原因だったとか。


これは、ひとりで掘り下げても同じところをぐるぐる回るだけなので、誰か他の人(できれば全然違うタイプの人)に客観的に聞いてもらうことがオススメです。


突き詰めていくと、大体自分の存在そのものが受け入れられなかったワケではなくて

・自分が誰かに対して酷いことをしてしまっていたという特定の行動
・当時の相手が未熟だった、相手の精神状態がよくなかったなど、相手の問題

このあたりに集結します。


自分の特定の行動が問題であったなら、まわりへの働きかけ方を変えればいいし(すでに成長しててそのような行動はとらなくなってることも多い)、相手の問題だったのであれば、自分自身の価値や尊厳とは関係ないと割り切れる。


ありのままの自分でいることが悪いワケじゃない、自分そのものが拒絶されたワケじゃないと気づき、本当の原因を理解することが大切です。

3:自己肯定し始めたころに起こる「好転反応」と丁寧に向き合っていく

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ここまでやって、やっと「自分を肯定し、自身の魅力やまわりの好意を受けとる」段階にいけるのですが、このあたりで、まだ残っている過去の感情が邪魔をして

・恥ずかしい
・迷惑なんじゃないかと罪悪感を感じる
・すごく抵抗がある
・自分が自分じゃないみたいで気持ち悪い
・何やってるんだろうと現実に引き戻され冷める

というような気持ちが湧き起こってきます。


このような抵抗する気持ちが起こるのも、着実に前に進んでるから。

人は本能的に変化を恐れ現状にとどまろうとする力をもっているので、このような気持ちになるのです。


少し面倒ですが、そのような気持ちが起こるたびに「なんでだろう」と原因を突き詰めなおし、また1・2のステップを踏みなおすと、理由がわかって安心します。


恐れは、きちんと向き合って突き詰めていけば、最終的にはあまり大したことないこと、もしくはもうすでに現在の自分では解決済だったり答えが出てることにたどり着くことが多いです。


時間がかかりそうだし遠回りに見えますが、こうやって1つ1つしがらみを解き放っていくのが一番の近道。

「これ、好転反応だわ」くらいにとらえて、前進してる自分をも肯定していきましょう♪

励まし合える同志をつくろう!

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とはいえ、これを全部ひとりで実践するには客観的な視点が欠けるしメンタル的にもキツイ。
同じくこじらせから抜け出したがってる同志をつくり、LINEグループでも組んで励まし合いながら部活風に楽しむことをオススメします。


実際わたしもひとりじゃムリだったので、それこそカウンセリングを活用したり、こじらせ仲間とともに励まし合いながら切磋琢磨(?)しました。


極度の自立や全部自分で抱え込む性格、弱さを見せられない、がんばりすぎなどを脱する一番のとっかかりは「人に頼ること」です。


自分のやり方で迷宮に迷い込んで(通称:ラビリって)行きづまってる場合は、誰かの手を借りることが新たな視点を手に入れるための重要な鍵。


まわりを信頼し手を借りながら、自己肯定しもっと肩のチカラを抜いて世の中に貢献していく。
やり方を変えれば、ネクストステージはすぐ目の前ですよ☆